昭和47年 稲作複合経営の一環として養豚経営を始めて以来、現在の繁殖母豚170頭一貫生産まで47の歴史を築いてきました。
その間、創業当時から完全配合飼料に疑問を持ち、餌にこだわり続けてきました。アメリカ、ヨーロッパ等の研修視察などをきっかけに、栄養学を勉強、そして自家配合という飼育方法を取り入れ、以来飼料の原点とも言えるエネルギーの王様である「とうもろこし」と、タンパク質の王様である「大豆」にミネラルを配合するだけのシンプルな飼料にすることにより、高カロリー高タンパク質の配合飼料よりも、豚に無理な負担が無く、豚が素直に健康で、豚本来の能力を引き出すことが実現しました。
平成14年に、日本養豚事業協同組合(豚事協)に加入し組合の主旨と私の理念が一致したため、以来、豚事協の指定配合飼料(丸粒とうもろこし全粒粉)『ゆめシリーズ』を給与しております。
豚のおいしさは、クリーンな飼育環境の基に健康で良質な飼料で無理のない発育によって得られます。
平成13年には、排水処理施設も完備し、公害対策にも前向きに取り組んでおります。